実はラッシュフォード と同じ《年間6ゴール》 忘れてはいけないガラスのエースの1年間

ブライトンで活躍続けるウェルベック photo/Getty Images

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31歳の今も存在感を放つ

その名を久しぶりに聞いたという人もいただろう。29日に行われたチェルシー戦にて、相手の希望を打ち砕く同点ゴールを決めたのは31歳のブライトンFWダニー・ウェルベックだった。

ウェルベックといえばマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルでも活躍したプレイヤーで、イングランド代表キャップ数も42を数える。若手選手の台頭などもあって代表から声がかかる機会は減ったが、アーセナルを去ってからもワトフォード、ブライトンとプレミアリーグでプレイを継続してきた。

その得点感覚は今も失われていない。2021年をトータルすると、ウェルベックはプレミアリーグにて6得点を挙げている。これはマンUのFWマーカス・ラッシュフォードと同じ数字だ。しかもウェルベックの方が1019分間もプレイタイムが少ない(数字は『WhoScored』より)。
イングランド代表の方ではラッシュフォードがお馴染みの招集メンバーとなったが、ウェルベックもまだ負けてはいないということか。今季もハムストリングを傷めて離脱していた期間があり、リーグ戦では295分間しかプレイ出来ていない。今回のチェルシー戦も復帰2戦目だったのだが、途中出場から10分で大仕事をやってしまうのだから面白い。

怪我さえなければ、ウェルベックは今もイングランド代表の中心にいたかもしれない。器用なタイプではないが、ウイングからセンターフォワードまでこなすなど身体能力は高い。昨季もリーグ戦6得点3アシストとまずまずの結果を残しており、ブライトンのような下位クラブにとっては貴重すぎるゴールゲッターとなっている。

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