“EURO最年少出場”果たした男はプレミアへ? ポーランドの新星に近づくステップアップのとき

今冬のブライトン移籍が濃厚となっているコズロフスキ photo/Getty Images

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将来は三笘と共にプレイする可能性も

昨夏開催されたEURO2020にて、同大会における歴代最年少出場記録を更新した男。そう聞けば、多くの人が思い浮かべるのはイングランド代表MFジュード・ベリンガム(18)かもしれない。実際、同選手はグループステージ第1節のクロアチア戦に17歳349日で出場を果たして最年少記録を更新した。

しかし、その後わずか1週間ほどでベリンガムの記録をさらに更新した男がいる。その選手とは、ポーランド代表MFカクペル・コズロフスキ(18)だ。同選手は6月19日に行われたグループステージ第2節のスペイン戦に17歳246日の若さで途中出場を果たし、ベリンガムの記録をあっさり更新。そのため、現在はコズロフスキがEUROにおける最年少出場記録保持者となっている。

ベリンガムより知名度こそ低いが、EUROというビッグコンペティションの歴史に名を残したコズロフスキ。しかし、彼も近いうちにサッカー界における存在感を高めてくるのだろうか。現在の同選手にはイングランド・プレミアリーグ行きの噂が浮上している。英『The Athletic』によると、今冬の移籍市場にてブライトンが彼の獲得に迫っているようだ。交渉は大詰め段階のようで、近日中にも正式に加入が発表される可能性が高いと同メディアは伝えている。
まだ未熟な面を垣間見せることもあるが、コズロフスキは才能は確かなものを備えていると言っていい。柔らかなタッチを駆使しながらボールを前進させるドリブルや、時折見せるゴール前へのダイナミックな飛び出しには目を見張るものがある。プレミアのサッカーに適応するためにはもう少しフィジカルの強さが欲しいところだが、通用するポテンシャルは秘めているはずだ。うまく成長すれば、数年後には上位クラブへのステップアップも可能かもしれない。

プレミア挑戦のときが近づくポーランドの新星。はたして、移籍が正式決定となればコズロフスキはどこまで存在感を見せつけることができるか。ゆくゆくは日本代表FW三笘薫との連係も見てみたいところだ。

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