10試合ぶりのゴールを決めたマネ 復調へアフリカネイションズ杯での得点量産に期待

先制点を決めたマネ photo/Getty Images

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チェルシー戦で先制点を記録

昨シーズンのサディオ・マネは、フィルジル・ファン・ダイクなどCB陣が怪我で離脱したことにより、守備の負担が大きく精彩を欠く場面も見せており、一昨年の18得点から11ゴールへと減少した。今季はここまでプレミアリーグ20試合に出場し、8得点を記録している。

第2節で今季初得点を決めるなど、順調な滑り出しを見せていた。アーセナル戦までは12試合で7得点と高いパフォーマンスを披露していたマネだが、ここ最近は得点数が急激に減少。プレミアリーグ第21節のチェルシー戦でゴールし、アーセナル戦以来となる公式戦10試合ぶりの得点を挙げた。

マネは昨シーズンも公式戦で8試合得点がない時期もあったが、沈黙はそれを超える試合数であった。それでも今季は昨季のような焦りや迷いは見えず、キレのあるドリブルやハイレベルなシュートセンスを見せつけてきた。同試合でも相手のミスを突くと得意の切り返しで冷静にGKを抜いてシュートを決めている。チェルシー戦の得点は調子を戻すきっかけとなるだろう。

この試合でチームを一旦離れ、セネガル代表としてアフリカネーションズカップを戦う。リヴァプールにとっては痛すぎる離脱だが、マネにとっては復調への兆しを見せる良い機会かもしれない。自身の母国がある大陸でプレイを行い、チームのエースとしてゴールを増やすことができれば、大会で培った得点力を復帰したチームにも還元できるかもしれない。アフリカネーションズカップではマネの得点量産にも期待したい。

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