“3”日に宇賀神友弥の加入を発表 神戸FWに次ぎ大型補強を決行するFC岐阜

浦和を退団した宇賀神 photo/Getty Images

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宇賀神の新天地はJ3に

FC岐阜は浦和レッズを退団した宇賀神友弥を獲得したことを発表した。浦和一筋を貫きながら昨年に契約満了となった元日本代表DFは、J3という舞台に挑戦することを決めた。

浦和レッズユース出身の宇賀神は、2010年に流通経済大学から浦和へ加入すると、ルーキーながらフォルカー・フィンケ監督に積極敵に起用され、J1の1年目に26試合2得点をマーク。SBでプレイしたのちにミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任するとWBでも出場機会を増やし、今シーズンは19試合1得点を記録した。

J3優勝を狙う岐阜にとって宇賀神は大きな補強となるだろう。今季の浦和では、序盤戦に西大伍が負傷した時期に右SBで起用されており、両SBをこなせる万能型だ。加入当初は積極的なオーバーラップや勢いのある攻撃が特長の選手だったが、33歳となった現在は豊富な運動量でアップダウンし、安定した守備で相手を封じ込めるDFである。

1ゴールを記録して勝利に貢献した天皇杯の準決勝C大阪戦でも相手のエースである坂元達裕を完封して仕事をさせず。日本代表MFにも対応できる守備力がJ3で披露することとなれば、大きな戦力となるはずだ。

また浦和時代は2011年から11年間、背番号「3」を付けてきた宇賀神。岐阜での背番号は発表されていないものの、1月“3日”に加入が発表されており、自身の公式ブログでは浦和の新シーズンの背番号3を伊藤敦樹に託したことを綴るなど、この番号に思い入れは強いだろう。岐阜では昨年までチームメイトだった柏木陽介や、ヴィッセル神戸を退団した田中順也を獲得するなど、大型補強を決行している。J3優勝とJ2昇格に向け、トップクラスの選手たちの共演が楽しみだ。

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