欧州2年間で2ゴールの屈辱からブラジルで《復活の104ゴール》 モンスターFWは欧州再挑戦すべきか

サントスとフラメンゴで復活したガビゴル photo/Getty Images

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セレソンにも戻ってきたが……

今年はW杯イヤーでもあり、各国代表選手もそのことを頭に入れて動くことだろう。移籍の判断にも影響を与えるかもしれない。

その判断に注目が集まるのは、ブラジルに戻って復活を果たしたフラメンゴ所属のブラジル代表FWガブリエウ・バルボサだ。

ガビゴルの愛称で知られるバルボサといえば、2016年の夏にサントスからイタリアのインテルへ移籍した際にも大きな話題を呼んだストライカーだ。
しかし、インテルとその後レンタル移籍したベンフィカでは1点ずつしか奪えず。欧州では2ゴールしか奪えぬほろ苦い結果となってしまった。

2018年には復活すべく古巣サントスに戻り、2019年にはフラメンゴへ移籍。フラメンゴでは140試合で104ゴールを挙げる大爆発ぶりで、セレソンにも召集されるようになった。バルボサの復活プランは大成功したのだ。

問題はここからだ。ブラジルでこれほど活躍したとなれば、欧州クラブが放っておくはずはない。現在はイングランドのニューカッスル、ウェストハムといったクラブが今冬の獲得に興味を示しているという。

また英『90min』は、プレミアリーグ挑戦にバルボサが前向きだとも伝えている。しかしプレミアリーグは独特な環境で、ブラジル国内リーグとはスタイルも異なる。適応に時間を要する可能性もあり、バルボサのワールドカップ行きの足を引っ張ることになるかもしれない。

このままブラジル国内で結果を出していればワールドカップにも召集される可能性は高いが、今冬に欧州再挑戦へ踏み切るのか。活躍すれば価値を証明することになるが、リスクのある移籍となるのは間違いない。

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