豪州でプレイした元日本代表FWがJ3へ 決定力の高さを武器に得点量産に期待

ブリスベン・ロアーでプレイした工藤 photo/Getty Images

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J3では初のプレイとなる工藤

昨季初めてのJリーグ参戦となったテゲバジャーロ宮崎。J3初年度ながら優勝争いに絡み、最終的には3位でシーズンを終えるという充実した1年を過ごした。

そんな宮崎に心強いストライカーの加入が決まった。柏レイソルやサンフレッチェ広島でプレイし、昨夏までブリスベン・ロアーFCに所属していた工藤壮人の加入が決定。元日本代表FWは初のJ3でゴールラッシュを見せることができるだろうか。

2009年に酒井宏樹らとともにトップチームへ昇格すると、翌年はJ2で27試合10ゴールと主力として活躍する。J1昇格初年度は25試合7ゴールを奪い、リーグ優勝に貢献。2013年には北嶋秀朗の背番号「9」を受け継ぎ、キャリアハイとなる33試合で19ゴールを決めて柏のエースへと成長した。

同年には日本代表にも選出されるなど、大きな飛躍を遂げた工藤は、2015年にはメジャー・リーグ・サッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスでもプレイ。広島やレノファ山口FCを経て2020年からブリスベンに所属し、14試合1ゴールで昨夏に契約を解除していた。

今シーズンから初のJ3を戦う工藤。ポストプレイやゴール前での強さ、動き出しの速さを武器とする万能型ストライカーは長所を活かしてJ1でも得点を量産してきた。MLSやオーストラリアなどでのプレイ経験も活かし、31歳と円熟味を増したストライカーが宮崎の新エースとして台頭する可能性も十分ある。

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