やはりチェルシーユース出身は怪物ばかり “25試合で20ゴール”に関与するU-20W杯のMVP

ボーンマスでゴールを量産するソランケ photo/Getty Images

一皮むけたようだ

今季のプレミアリーグはマンチェスター・シティが首位を独走してしまっているが、イングランドの実質2部であるチャンピオンシップは首位のボーンマスから3位のフラムまで勝ち点が4ポイントしか離れておらず、毎節白熱した順位争いが行われている。ボーンマスはこのまま逃げ切りに成功すれば、19-20シーズン以来のプレミア昇格となる。

そんなボーンマスだが、優秀な点取り屋がチームをけん引している。25試合で18ゴール2アシストを記録しているFWドミニク・ソランケだ。

メイソン・マウントやリース・ジェイムズなど優秀な人材を輩出し続けるチェルシーユース出身のソランケ。トップチームでの活躍は叶わず、同国のリヴァプールへ移籍するも同様にプレイタイムは得られず、18-19シーズンからボーンマスでプレイしている。加入当初はふるわなかったが、昨季はキャリアハイとなる15ゴールを記録。今季はシーズン中盤戦にも関わらず昨季の記録を更新しており、得点を積み重ねている。

以前までは期待に押しつぶされてしまっていた同選手だが、今やチャンピオンシップではスタープレイヤーだ。英『90min』では12月に最も活躍したチャンピオンシップのプレイヤーを決めるアンケートを実施しており、ソランケはノミネートされている。しかも、選ばれた選手は6人と少なく、この注目度の高さが今の実力を示している。

2014年に行われたU-17の欧州選手権では得点王、2017年に行われたU-20のワールドカップでは最優秀選手とアンダー世代では無双していたソランケ。その後は伸び悩んだが、24歳となった今では得点を量産しており、今後はより上のカテゴリーで彼の名前を聞くことになるだろう。

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