ヴィニシウスに続く2022年へ レアルもう一人の“金の卵”ロドリゴはW杯へ間に合うか

レアルでの活躍が期待されるロドリゴ photo/Getty Images

まだセレソン入りへアピールはできる

レアル・マドリードではFWヴィニシウス・ジュニオールが覚醒の時を迎え、今年のワールドカップでも確実にブラジル代表メンバーに入ってくるだろう。今や左ウイングでネイマールをも脅かす存在になったと言っていい。

他にもアヤックスのアントニーなどセレソンの前線ではフレッシュなプレイヤーも目立ってきているが、そこに加わりたいのがヴィニシウスと同じレアルでプレイするFWロドリゴ・ゴエスだ。

ロドリゴもブラジル期待の若手アタッカーで、9日には21歳の誕生日を迎えた。同じ21歳のヴィニシウスの活躍に刺激を得ているはずで、今年は自分も爆発したいとの思いもあるだろう。

スペイン『MARCA』もワールドカップでのブラジル代表入りへステップアップすべき1年とロドリゴに発破をかける。ヴィニシウスの急速な覚醒ぶりを考えれば、まだロドリゴにもワールドカップ行きへアピールする時間はあるはず。

カギは分かりやすくゴールだ。今季もリーグ戦では16試合出番を得ているが、0得点1アシストとネットを揺らせていない。チャンピオンズリーグの方では2点決めているが、やはりもう少し得点数が欲しいところ。昨季もリーグ戦では22試合で1点しか奪えなかっただけに、ここは改善点だろう。

それでもポテンシャルは確かなはずで、ゴール前での得点センスはヴィニシウス以上との評価もあった。指揮官カルロ・アンチェロッティにはロドリゴも育て上げてほしいところだが、ヴィニシウスに続く大ブレイクは起きるか。

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