宮崎の新たな壁となるか J3優勝経験もある水戸から加入したCB

水戸でJ2での経験を積んだ瀧澤 photo/Getty Images

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瀧澤が宮崎に加入する

昨季J3へと昇格を果たし、初年度ながら3位と好成績を残したテゲバジャーロ宮崎。さらなる守備強化に向け、水戸ホーリーホックより瀧澤修平の加入が決定した。

東洋大学から2016年にFC琉球へと加入した同選手は、当時J3だったクラブで1年目からレギュラーを勝ち取る。25試合1得点の活躍でチームの最終ラインを支えると、2019年にはJ2の水戸へステップアップを果たす。しかし水戸では在籍2年で20試合1ゴールにとどまり、昨季期限付き移籍で加入したモンテディオ山形ではわずか2試合の出場に終わってしまう。

チームを退団した瀧澤が新たなクラブとして選んだ先は宮崎だった。昨シーズンはリーグトップの44得点を決めた宮崎だったが、一方で失点数は31を記録。リーグでは4番目に少ない数字ではあるものの、1位のロアッソ熊本や2位のいわてグルージャ盛岡は、宮崎よりも少ない失点数で上に立っている。盛岡は宮崎とは勝ち点で並んでおり、得失点差で2つ上回ったことで2位に浮上してJ2昇格を決めた。

宮崎はJ2ライセンスこそないが、ひとつでも上の順位で終わるためには、失点数を減らすことが命題だろう。強靭なフィジカルと空中戦で相手を封じ込めるCBは、J3では琉球をJ2昇格とJ3王者に導くなど経験も豊富だ。28歳の新たなディフェンスリーダーが宮崎の守備を牽引する存在となるかもしれない。

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