ハメスを失ったエヴァートンが攻撃陣にテコ入れ 後釜は2018年W杯で輝いたロシアの貴公子

モナコでプレイしているゴロヴィン photo/Getty Images

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遂にイングランド上陸か

ドミニク・カルバート・ルーウィン、リシャルリソン、アランなど多くの実力者が在籍するも、なかなかプレミアで勝てていないエヴァートン。複数の主力の離脱も影響しているといえるが、ここまで15位と下位に沈んでいる。新型コロナウイルスの影響もあって消化試合数が少ないこともあってこの順位だが、現状を打開できなければラファエル・ベニテス監督の首も危ない。

そんな上位を目指したいエヴァートンだが、ハメス・ロドリゲスが抜けた攻撃陣へのテコ入れを考えているようだ。英『GIVEMESPORT』によればモナコのMFアレクサンドル・ゴロヴィンの獲得を目指しているという。

現在はリーグ・アンのモナコでプレイしているゴロヴィン。今季は13試合に出場しており、既に2ゴール2アシストを記録している。

ゴロヴィンといえば母国ロシアで行われたワールドカップ・ロシア大会での活躍が記憶に新しい。当時17番を付けていたゴロヴィンはサウジアラビア相手に直接フリーキックを沈めている。ラウンド16ではスペインを下しており、その活躍が認められ、CSKAモスクワからモナコへとステップアップに成功した。

ハメスというチャンスメイカーを失った今のエヴァートンにゴロヴィンはピッタリな人材か。右足から放たれる正確なキックは彼の武器であり、カルバート・ルーウィンのような高さのあるストライカーを生かすことができる。さらにハメスとは違い守備意識も高く、中盤で起用するのも問題ない。

25歳とこれから成熟する時期を迎えるゴロヴィン。怪我の多さからモナコではそこまで名前の聞く選手ではなくなってしまったが、その実力は確かであり、沈みかけているエヴァートンを救うことができるのだろうか。

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