ファン・ダイク、R・ディアスにも負けない? リュディガーは“プレミアNo.1センターバック”候補だ

チェルシーで評価を伸ばすリュディガー photo/Getty Images

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チェルシーで評価は伸びている

現在のプレミアリーグNo.1センターバックは誰か。やはり今ならばマンチェスター・シティのルベン・ディアスや、リヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクの名前がよく挙がるだろうか。今季もプレミア優勝争いに絡む両チームの守備の要であり、あらゆる技術が一級品だ。

だが、この2人を猛追していると言えるのがチェルシーDFアントニオ・リュディガーだ。ファン・ダイクほど器用なセンターバックというわけではないが、リュディガーは誰にも負けない身体能力がある。190cmのサイズに加え、スピードとパワーも持ち合わせる。対人戦においてはトップレベルの実力者と言えるだろう。

『SportKeeda』も、2021年を通してのプレミアリーグ・センターバックランキングでは3位にチェルシーのチアゴ・シウバ、2位にマンCのディアス、1位にリュディガーを選んでいる。チアゴ・シウバとリュディガーはチェルシーの守備の番人として昨季のチャンピオンズリーグも制しており、両者ともセンターバックとしての評価が伸びた1年となった。
37歳のチアゴ・シウバが経験値で最終ラインをまとめ、リュディガーが広範囲をカバーする関係性は相性も悪くない。今季リーグ戦の方では躓いたところもあり、現在は首位マンCと10ポイントも差がついてしまった。とはいえ、失点数はリーグ2位となる16失点に抑えられている。ここはリュディガーらの貢献が大きいだろう。

28歳のリュディガーはドイツ代表でも主軸だ。今年のワールドカップでもリュディガーが最終ラインのキーマンとなるはずで、世界トップレベルのセンターバックとしてカタールの地へ向かうことになる。以前からハイレベルなセンターバックだったが、その評価はチェルシーでの成功でさらにアップしている。

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