タイプは違ってもクロース&モドリッチの“後継者”へ 2027年まで契約結ぶバルベルデへの期待

レアルと長期契約結ぶバルベルデ photo/Getty Images

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今後の中盤の柱に

まだレアル・マドリードではカゼミロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチの中盤トリオが健在だが、クロースは32歳、モドリッチは36歳とベテランの領域に入っている。クラブとしては彼らの後継者を見つけておく必要がある。

彼らと同じクオリティを持つ選手を探し出すのは困難だが、すでに今のレアルには今後の中盤の柱となり得る選手がいる。ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデだ。

23歳のバルベルデはクロースやモドリッチほど技術があるわけではないが、彼らにはない馬力を備えている。攻守に上下動を繰り返し、隙を見て相手ペナルティエリアへ突撃する姿勢は鷹と比較されているほどだ。バルベルデにはレアルの中盤を違った形で支配するエネルギーが備わっている。
先日行われたバルセロナとのスペイン・スーパー杯準決勝では延長戦に決勝ゴールを挙げる活躍を見せており、スペイン『as』はバルベルデをクロース&モドリッチの後継者と高く評価する。クラブからの期待も大きく、バルベルデとの契約は2027年まで延長されている。

心配事としては、昨季も頻発した怪我だ。筋肉系の故障が何度か続いており、今季も離脱している期間があった。走力にアピールポイントがある選手だけに、筋肉系の故障は怖い。その心配さえなくなれば、将来的にバルベルデはレアルをまとめる中盤のキングとなれるはず。

先日のバルセロナ戦での一撃から完全復活となるのか。タイプは異なるが、バルベルデにはクロース&モドリッチ退団後のレアルを支えることが求められている。

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