FC東京の新主将・森重真人にかかる期待 多くの経験を経て進化した姿を

FC東京のキャプテンに就任した森重 photo/Getty Images

2017年以来のキャプテンに

FC東京は17日、2022シーズンの新体制を発表。チームのキャプテンにDF森重真人が就任することが決定した。

近年、明治安田生命J1リーグで上位争いを繰り広げてきたFC東京。新たなことにチャレンジしながら、昨季も王座を目指してシーズンに挑んだ。しかし、前半戦で5連敗を喫するなど、思わぬ苦戦を強いられ、昨年11月にはチームの指揮官を務めていた長谷川健太監督も辞任。チームも昨季は9位でフィニッシュしていた。

そんな中で、2022シーズンは新指揮官にアルベル・プッチ・オルトネダ氏が就任し、新体制のもとで立て直しを図る。そして、アルベル監督の指名を受け、森重が2017年以来のキャプテンに。FC東京在籍13年目を迎え、今年35歳の誕生日を迎える経験豊富なDFリーダーが、新シーズンは腕章をつけてチームを引っ張っていく。昨季までアルビレックス新潟を2年間率いていたアルベル監督とはいえ、FC東京では2015年のマッシモ・フィッカデンティ氏以来の外国人監督。これまでも最後方からチームを鼓舞してきた森重だが、チームとして大きな変化が予想されるこういった状況もあり、新キャプテンにかかる期待はより一層大きい。

キャプテン就任に際して森重は「新しいチャレンジに向けて、会社としてもチームや自分自身にとっても新しいチャレンジの1つと思って頑張っていきます。前回キャプテンを任されてから時間が経ち、色々な経験を重ね、今回再びキャプテンを任されたことはすごく嬉しいです。FC東京のキャプテンとして相応しい存在になれるよう頑張ります」と意気込みを語っていた。新シーズンは森重のプレイだけでなく、キャプテンとしての振る舞いにも注目だ。多くの経験を経て進化した姿を見せられるか。

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