攻撃の司令塔として札幌がまさかの補強 名古屋から来たブラジル人MFは北の大地で何を魅せる?

名古屋でも存在感を放った photo/Getty Images

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札幌へと加入が決まったシャビエル

今季は興梠慎三などを獲得し、攻撃に新たなテコ入れを図っている北海道コンサドーレ札幌。そんな中で新たな司令塔となりうる存在がクラブにやってきた。

そのプレイヤーがガブリエル・シャビエルだ。2017年に当時J2だった名古屋グランパスへ加入すると、卓越したボールコントロールとテクニックですぐさま攻撃の中心となった同選手。16試合7ゴールを決めてJ1昇格に貢献し、翌年も初挑戦のJ1で29試合6得点と躍動した。

マッシモ・フィッカデンティ監督の下で出場機会を減らすと、昨シーズンは無得点に終わり退団することが決まった。動向に注目されたブラジル人助っ人は、今季より札幌へと加入が決定。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で築き上げているポゼッションスタイルにおいて、シャビエルの発想力は大きな武器となるだろう。

[3-4-2-1]の札幌のシステムにおいては、シャドーの位置で起用される機会が増えるだろう。ドリブルの技術が高くボールを持ってタメを作ることができ、チームの司令塔としても存在感を発揮できる。名古屋時代から創造性のあるプレイで見るものを魅了してきた男は、札幌でも自身の持ち味を表現するはずだ。

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