サラー、マネ不在で得点力が開花? 直近3試合3得点とエース不在を支えるリヴァプールの守備の要

PKを蹴るファビーニョ photo/Getty Images

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ブレントフォード戦では先制点をマーク

今季のプレミアリーグでトップとなる16ゴールを決めているモハメド・サラーと、8ゴールを記録するサディオ・マネ。彼らはそれぞれエジプト代表、セネガル代表として現在アフリカネーションズカップに出場しており、リヴァプールから離脱している。

20試合で合計24ゴールを決めるFWたちが抜けてしまうのは、チームにとって大きな痛手であることは間違いない。穴埋めに期待されたディボック・オリギは怪我で離脱しており、FW陣の台所事情は厳しい状況だ。

そんなチームで得点力を発揮しているプレイヤーがファビー二ョだ。今季はここまで公式戦でのゴールは、プレミアリーグ第4節のリーズ・ユナイテッド戦での1点のみだったが、サラーとマネが離脱後の3試合で3得点を奪う活躍を見せている。

FAカップのシュルーズベリー戦では、2ゴールをゲット。PKでの逆転弾を決めると終了間際にもセットプレイからゴールネットを揺らして勝利に導いた。格下との対戦だったが、若手も多かったメンバーで中盤からチームを支えるだけでなく得点力も発揮した。

さらにプレミアリーグ第22節のブレントフォード戦では、貴重な先制点を決めたファビー二ョ。普段はアンカーとして守備の要となり、中盤でかじ取り役に徹している同選手だが、チームのエース格が不在の中で自らゴールネットを揺らしてリヴァプールの勝利に貢献。リーグではマンチェスター・シティが独走を続ける中、彼の攻撃面での貢献が、終盤戦のチームに良い影響をもたらすかもしれない。

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