サプライズでの大分加入を発表 J1優勝経験のある助っ人が中盤を制圧するか

2020年までは名古屋でプレイした photo/Getty Images

大分への移籍となったE・ネット

昨季はJ2降格となってしまうものの、天皇杯では川崎フロンターレに勝利して決勝進出を果たした大分トリニータ。最後は浦和レッズに敗れるものの、来季に向けて大きな希望を見せた終盤戦となった。

片野坂知宏監督が退任し、下平隆宏新監督が就任した今季1年でのJ1復帰に向けて強力な助っ人がチームに加入した。川崎フロンターレや名古屋グランパスで活躍したエドゥアルド・ネットだ。J1でもトップクラスの輝きを見せたブラジル人MFが大分の中盤を制圧する存在となるだろう。

ボール奪取能力の高さと強靭なフィジカルに加え、パス能力の高さを発揮して中盤の要となれるMF。2016年に川崎へ加入すると、2年目には主力としてチームのJ1優勝に貢献し、翌年夏に加入した名古屋でも中盤で存在感を放った。大分は昨季の主力だった小林裕紀や下田北斗らが残留しており、彼らに加えて高い守備力を誇るE・ネットは大きな戦力となるはずだ。

新体制発表でのサプライズとなったE・ネットの加入。J1で優勝経験もある助っ人は大分をJ1の舞台へ引き戻すことができるだろうか。中盤で猛威を振るう男の存在に期待したい。

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