新たに“14番”を背負った男は今季何を魅せる? 川崎を体現する日本代表MF

今季も存在感を示せるか photo/Getty Images

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日本代表にも招集される脇坂

今シーズンから川崎フロンターレで中村憲剛の背番号を引き継ぐこととなった脇坂泰斗。J1三連覇に向けて新たな14番が川崎でどのようなプレイを見せてくれるだろうか。

川崎のアカデミー出身の脇坂は、2018年に阪南大学からチームに加入。AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第6節蔚山現代戦でプロデビューを果たすと、翌年には18試合5得点と存在感を残した。2020年には31試合に出場してJ1優勝に貢献し、昨シーズンはキャリアハイとなる35試合に出場している。

ボールを扱う技術が高くパスで局面を打開でき、守備への切り替えも早い。そんな現在の川崎を体現したようなプレイヤーが脇坂だ。そんな彼が今季新たに背負うこととなったのが、2020年に現役を引退し、17年間も中村が背負い続けた「14番」という偉大な背番号。3年間ともにプレイし、彼を近くで見続けてきた脇坂だからこそ、その重みを感じていることだろう。

日本代表へ招集されるなど大きな飛躍を遂げた昨季から、今シーズンはチームをけん引する存在へ成長できるか。2007年から2009年まで鹿島アントラーズが成し遂げた三連覇を実現するには、彼がいかに輝きをみせることができるかが重要となってくる。川崎を体現する彼がどのような活躍を見せるか楽しみだ。

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