最終盤で輝いたアタッカー 最前線にウイングに貢献度高きジョタの働き

PKを獲得したジョタ photo/Getty Images

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終盤にPKを獲得する活躍

リヴァプールとクリスタル・パレスがプレミアリーグ第23節で対戦。1点をリードしながら劣勢となる中で試合を決める1点をもぎ取ったのがディオゴ・ジョタの動き出しだった。

リヴァプールは2-1とリードしながらも、後半はクリスタル・パレスが主導権を握り攻め込まれる展開が続いた。後半のシュート数もクリスタル・パレスが上回るなど、厳しい状況が続く中、勝負を決めたのは88分だった。トレント・アレクサンダー・アーノルドの高精度のパスに抜け出したジョタが決定機を作る。ペナルティエリアで倒され、VARの判定によってPKを得るとファビーニョが沈めて3-1で勝利した。

持ち前のスピードを活かして最後まで相手の隙を見逃さなかったジョタ。今季はウイングだけでなくロベルト・フィルミーノ不在時は最前線も務め、最前線では後ろに下がりながらポゼッションに参加しボールを運ぶ役割を担った。

しかし徐々に対策されると、得点を奪うことができなくなる。第20節でレスターに完封負けを喫してから調子が上がらない試合が続いていたものの、フィルミーノの復帰によって左ウイングへとポジションを移し、カラバオカップ準決勝のアーセナル戦で2ゴールをマーク。動きにキレが戻ると、今試合で得点はなかったが、PKを獲得する活躍で勝利に貢献した。最前線やウイングでも自身の特長を前面に出すことができるジョタ。彼のチームでの貢献度は今後も高まっていくことだろう。

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