サラー、マネ不在も守備陣がゴールラッシュ 得点力でもリヴァプールを支えた後方の男たち

クリスタル・パレス戦で先制点を決めたファン・ダイク photo/Getty Images

ファビーニョは5戦4発となった

アフリカネーションズカップ開催によってモハメド・サラーとサディオ・マネを欠いているリヴァプール。合わせて26得点を決めている両FWの不在はチームに大きな影響をもたらすかと思われた。

しかしリヴァプールは第23節のクリスタル・パレス戦に3-2と勝利し、両エースが不在の1月を無敗で乗り切った。サラーとマネがいない中で、守備陣も高い得点力を見せつけて勝利に貢献。1月の試合を負けずに突き進んだ要因の1つであるといえるだろう。

特に1月に得点を重ねた男がファビーニョだ。両FWがいない5試合で4ゴールを決めており、得点源の1人として活躍する。PKのキッカーも務めているため4点のうち2得点はPKだが、確実に決めることができる精神力の強さもチームを支える力になっている。

さらに第23節のクリスタル・パレス戦では、CKからフィルジル・ファン・ダイクが先制点を決めており、ゴールで存在感を発揮。普段は後方からチームを支えている守備陣だが、前線の選手たちの危機となれば、得点でもチームに貢献できる頼りになる存在だ。2月からはサラーとマネが復帰するが、守備の選手たちの得点には今後も期待したい。

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