クロアチアは中盤だけじゃない ドイツで《206戦100ゴール44アシスト》決めるFWへの称賛

クロアチア代表でプレイするクラマリッチ photo/Getty Images

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もっと注目されるべきアタッカー

2018年のワールドカップ・ロシア大会で準優勝の成績を残したクロアチア代表では、どうしてもルカ・モドリッチらを中心とするMF陣に注目が集まる。今もモドリッチは好調で、他にもインテルのマルセロ・ブロゾビッチ、アタランタのマリオ・パシャリッチ、チェルシーのマテオ・コバチッチら実力者が揃っており、中盤が主役になるのは仕方がない。

だが、前線の選手も頑張っている。今年のワールドカップ・カタール大会でも主力の1人になると期待されるのがホッフェンハイム所属の30歳FWアンドレイ・クラマリッチだ。

以前までクロアチアの前線ではマリオ・マンジュキッチが有名で、今もアンテ・レビッチなど実力者がいる。その中で少々影が薄いかもしれないが、クラマリッチはブンデスリーガにおけるクロアチア人選手最多得点記録の持ち主だ。
ホッフェンハイムでの成績は見事で、ここまで通算206試合に出場して100得点44アシストの成績を残している。センターフォワードに加えてセカンドトップ、ウイングもこなすことができ、ブンデスリーガでは2016-17シーズンから5シーズン連続で二桁得点を決めてきた。昨季もリーグ戦28試合で20得点5アシストと見事な成績だ。

ブンデスリーガではどうしてもバイエルンのロベルト・レヴァンドフスキ、ドルトムントのアーリング・ハーランドに注目が集まってしまうが、クラマリッチも近年のブンデスリーガを代表する点取り屋と言っていい。

クロアチア代表ではカタール大会へ向けたワールドカップ・欧州予選でも主力として活躍しており、ブンデスリーガでの好調ぶりを持ち込んでくれれば非常に心強い。今季はリーグ戦19試合で3得点とやや元気がないが、クラマリッチも近年の強いクロアチア代表を支えてきた特別な選手の1人だ。

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