セルヒオ・ラモス、古巣対戦を前に調子上向き? やはりレアル戦のキーマンか

移籍後初ゴールを喜ぶセルヒオ・ラモス photo/Getty Images

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待望の移籍後初ゴール

今季から戦いの舞台をスペインからフランスへ移したスペイン代表DFセルヒオ・ラモス。怪我で出遅れたり、途中出場からわずか5分間で退場を余儀なくされたりするなど、ここまでは苦しい状況が続いていたが、ようやく調子が上がってきたたかもしれない。

23日に行われたリーグ・アン第23節で、スタッド・ランスと対戦したPSG。この一戦でラモスは11月のデビュー戦(第15節サンテティエンヌ戦)以来、今季リーグ戦2度目のスタメン出場を果たした。すると、1点リードで迎えた62分、左CKのこぼれ球に素早く反応し、待望の移籍後初ゴールをゲットした。なお、その後、PSGはさらに2点を追加し、4-0の快勝を納めている。

ラモスといえば、カバーリング能力や対人能力といった守備面だけでなく、攻撃面も彼の売りの一つ。レアル時代には公式戦通算101ゴールと、DFながら驚きの3桁に到達している。フランスの地でも新たな一歩を踏み出し、ようやくエンジンがかかってきた。
そんなラモスも試合後、『Amazon Prime』のインタビューで「僕は勝利と初ゴールを記録することができて嬉しい。90分間プレイできたことも良かったよ。もっと多くのことを成し遂げたいと思ってる。それには習慣やルーティンが大事になってくるね。僕は3週間前にチームへ戻ってきたけど、リズムにも乗ってきたと思う」と、コンディションが上がってきていることを口にしていた。

2月15日にはレアル・マドリードとの古巣対戦を控えているラモス。この重要な一戦へ向けて、着実に調子を上げてきているのはさすがだ。CL・ラウンド16で最も熱いカードと言っても過言ではないPSG対レアルのキーマンは、やはりラモスか。今後の活躍にも注目が集まる。

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