怪我でのコンディション不良にシステム変更も 出場機会が減るハフェルツの起用法は

ハフェルツの復調はあるか photo/Getty Images

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直近3試合で出場わずか10分

昨季、UEFAチャンピオンズリーグ決勝でマンチェスター・シティを下し、チェルシーは欧州王者に輝いた。決勝でゴールを決めて優勝に導いたカイ・ハフェルツは、今後のチームを担う存在になると期待を寄せられている。

そんなハフェルツだが、ここ最近は試合に絡めずにサブに甘んじることが増えてきている。その要因としてロメル・ルカクのスタメン復帰やシステム変更、さらには怪我など様々な影響があるだろう。後半戦でハフェルツが巻き返すチャンスはあるのだろうか。

昨シーズンはティモ・ヴェルナーの不調もあり、“偽9番”として最前線を務めることもあったハフェルツ。CL決勝はスタメン出場するなど主力として活躍した。今季はルカクの加入で2列目での起用が多いものの、インテルへの復帰騒動もありチームを離脱していた時期は最前線を任されるなど、臨機応変にチームの形に対応した。

しかしルカクが戦線に復帰すると、カラバオカップ準決勝のトッテナム戦では[4-2-2-2]とシステムを変更したチームでスタメン出場。1得点を決める活躍を見せるも、右手を負傷して途中交代となってしまう。その後はベンチ入りを果たしているものの、現状でFAカップのチェスターフィールド戦とプレミアリーグ第24節のブライトン戦の途中出場のみに終わっている。

マンCとの大一番でも3バックへシステムを戻したチームで起用されず、チームは0-1で敗戦。怪我の影響で出場できないのであれば、試合に出さずに治療に専念するべきだが、出場することはできている。ただ決してコンディションは良いとは言えない状態だ。チェルシーは[4-2-2-2]だけでなく第23節のトッテナム戦では[4-1-2-3]も採用。そうなるとハフェルツは3トップの中央での起用がメインとなるため、ルカクやヴェルナーなどとの争いとなるだろう。レヴァークーゼンではトップ下で輝きを放っていたハフェルツだが、今後はどのような起用法となるのだろうか。

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