シティにリヴァプールと豪華な就職先がズラリ 堂安のチームメイトが味わう煌びやかなステップアップ

オランダで頭角を現すガクポ photo/Getty Images

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どこに移籍するのか

今季のエールディヴィジではアヤックスが15勝3分2敗総得点数61点、失点数5点と素晴らしい成績を収め、リーグ首位を走っている。特に20試合で5失点しかしていない守備陣は異次元であり、何か新しい記録を作ることになるか。

そんなアヤックスを勝ち点2ポイント差で追走するのが、日本代表MF堂安律が在籍するPSVアイントホーフェンだ。アヤックスのような素晴らしいスタッツは残せていないが、取りこぼしが少なく勝ち点を積み上げており、アヤックスの独走を防いでいる。

今季のPSVはエースのコーディ・ガクポが好調だ。同クラブのアカデミー育ちの選手であり、生え抜きとしてチームをけん引している。22歳と若い選手だが、今季は6ゴール10アシストを記録。既にフル代表でのデビューを済ませており、オランダ代表の未来として期待されている。

センターフォワードに左サイド、さらに右サイドでのプレイ可能とユーティリティ性の高いガクポ。推進力のあるドリブルや効果的なスルーパスと武器が多く、どのポジションでも自身の強みを出せる万能なFWというイメージが強い。6ゴール10アシストの数字が示しているように自身でのフィニッシュも他人を生かすこともでき、周囲からの評価の高さがうかがえる。

英『Mirror』によればマンチェスター・シティとリヴァプールがガクポに興味を示しているとのこと。獲得となれば今冬ではなく、来夏に行われると報じられている。

既にステップアップ濃厚なガクポだが、有力なのはリヴァプールだろう。シティも興味を示しているようだが、トップチームの前線の戦力は既に飽和気味であり、主力の放出がなければウインガーのガクポを獲りに行くことはないだろう。逆にリヴァプールはフロントスリーの代役となれるガクポは是が非でも獲得したいはずで、来夏の移籍市場での動きに注目したい。

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