「中村を思い出す」「レオのゴールは止められない」 早くもセルティックファンの心を掴んだ旗手怜央

素晴らしいミドルシュートを沈めた旗手 photo/Getty Images

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日本人とスコットランドは相性が良いのかも知れない

今冬の移籍市場旗手怜央、前田大然、井手口陽介の3人が加わり、夏から在籍していた古橋亨梧を含め、4人の日本人選手を保有することになったセルティック。冬に加わった3人がデビューすることになったハイバーニアン戦では前田がゴール、旗手がMOMを獲得しており、さっそく活躍し、チームに貢献している

そんなセルティックだが、27日にリーグ戦23節ハーツ戦を行い、2-1で勝利を収めている。前田は代表招集、古橋と井手口が怪我で不参加となったこの試合だが、旗手が[4-3-3]のインサイドハーフで先発している。

ハイバーニアン戦でMOMを獲得し、指揮官であるアンジェ・ポステコグルーやチームメイト、セルティックのファンから信頼を勝ち取った旗手はハーツ戦でも大活躍を見せた。特に攻撃面では推進力のあるドリブルで運び、前線でチャンスを創出しており、27分に決めたミドルシュートはさすがの一言だ。自身のパスミスから始まったこの得点までの流れだが、素早いチェックでボールを回収しており、勢いそのままに利き足である右を振り抜いている。旗手から放たれた強烈なキックは無回転気味であり、ハーツの守護神であるクレイグ・ゴードンの伸ばした手に触れさせず、ゴールネットを揺らしている。試合後にはスコットランドメディアが旗手を大絶賛しており、素晴らしいセルティックでの2試合目となった。

ゴールを決めた旗手に対し、SNS上ではセルティックでプレイした過去を持つ中村俊輔と比較する声が挙がっている。2005年から2009年までをスコットランドで過ごした中村の武器は左足から放たれる正確なキックであり、旗手も逆足ではあるが、同じような素晴らしいシュートを沈めている。中には「キーパーがどれだけ優れていようとレオのゴールは止められない」とまで絶賛する声もあり、古橋が復帰するまでは旗手が日本人フィーバーを継続させることになりそうだ。

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