サンチョやベリンガムに続けるか ドルトムントが狙うイングランドの次なる才能

ドルトムントは次なる原石の確保を計画しているようだ photo/Getty Images

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守備力自慢の若きMFに照準

欧州各国から期待の若手を確保し、その才能を伸ばすことに長けたドルトムント。FWジェイドン・サンチョ(現マンチェスター・ユナイテッド)やMFジュード・ベリンガムなどを代表例として、近年における同クラブの育成力は各方面で高く評価されている。

そんななか、今冬のドルトムントはまたもイングランドから才能ある若手を確保してくるのだろうか。独『Sport 1』によると、同クラブはプレミアリーグのクリスタル・パレスに所属するMFダニエル・クイック(19)の獲得に近づいているという。

現在はクリスタル・パレスのU-23カテゴリでプレイしているクイック。今季こそまだ公式戦での出場は4試合しかないものの、その実力はかねてより各方面で評価されている。なかでも注目を集めているのはその守備力で、彼の披露するボール奪取には目を見張るものがある。がっしりとした体躯を活かしつつ、相手の嫌なタイミングで身体を寄せる技術は絶品。そのスキルは、同年代のなかで頭ひとつ抜けていると言っても過言ではないはずだ。
近年は優れた攻撃陣を擁している一方で、守備の脆弱性を露呈することも多くなっているドルトムント。即戦力としては難しいかもしれないが、順調に成長すればクイックは数年後にそんな守備陣の問題を解決する存在となるかもしれない。英『football.london』も彼には「ベリンガムやサンチョと同じようなキャリアを送ることが可能な能力は秘めている」との評価を下しており、移籍となればその将来は楽しみだ。

ドルトムントが新たに狙うヤングタレント。はたして、クイックは今冬ドイツへと向かうこととなるのだろうか。今後の動向には注目だ。

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