後半戦のストライカーはラカゼットのみになる可能性も 夏の成功とは反対に終わりそうなアーセナルの冬の移籍市場

アーセナルは補強が上手くいっていない photo/Getty Images

CL権獲得を目指したいが

夏の移籍市場での成功もあり、冬の移籍市場でも同様の成功を収めたいアーセナルだが、1月終盤になっても獲得報道は出てこない。

補強の必要なポジションはストライカーと中盤の底を任せられる選手だ。ターゲットはFWドゥシャン・ヴラホビッチやMFブルーノ・ギマランイスだったが、ヴラホビッチはユヴェントスへ、ギマランイスはニューカッスル行きが決定している。

メインターゲットであった2人の獲得が頓挫したアーセナルだが、ここにきてピエール・エメリク・オバメヤンをローンで放出するようだ。英『Sky Sports』によればバルセロナがオバメヤンを欲しがっており、合意寸前だという。

このままオバメヤンがチームから抜けることになれば、後半戦で起用できるストライカーがアレクサンドル・ラカゼットとエディ・エンケティアのみになってしまう。プレミア以外のコンペティションがないとはいえ、2人は苦しい。

この状況に追い打ちを掛けるように英『The Telegraph』ではギマランイスを獲得したニューカッスルがエンケティアの獲得を目指していると報じている。30歳のラカゼット一人で残りシーズンを戦い抜くのはハッキリいって洒落になっていない。

このようにCL権を目指すチームでありながら、得点を奪う選手が一人のベテランだけになりそうなアーセナルだが、噂としてはレアル・ソシエダのアレクサンデル・イサクの名前が挙がっている。しかし、英『football.london』によれば9000万ユーロの契約解除金を支払う必要があり、イサクを獲得するのであればこの金額を支払う必要がある。

CL権を獲得するためにもリーグ戦で4位フィニッシュする必要があるのだが、元から薄かった選手層をさらに薄くした状態で失速せず走り切ることはできるのだろうか。

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