ヴァランのような活躍に期待 “アーセナルで出番を得られない男”をレアルが獲得か

フランスでメキメキと頭角を現すサリバ photo/Getty Images

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アーセナルは手放すのか

直近のエルチェ戦では2-2の引き分けとなるも、依然リーガエスパニョーラでは首位をキープしているレアル・マドリード。バルセロナとのエル・クラシコでは2度追い付かれるも、最終的には3-2で勝利しており、さすがの勝負強さを見せた。

そんなレアルだが、西『SPORT』によればアーセナルからマルセイユにローン移籍しているDFウィリアム・サリバ獲得を目指しているようだ。

フランスのサンテティエンヌで頭角を現し、アーセナルに加わったサリバ。しかし、トップチームでプレイすることはなく、レンタルでの移籍が続いており、今季はマルセイユでプレイしている。今季は全21試合に出場しており、プレイタイムはチームで最も長い。

アーセナルで出番を得られていない同選手だが、リーグ・アンでの評価はうなぎ登りだ。193cmのサイズとスピードを兼ね備えたセンターバックであり、21試合で16失点しかしていない今季のマルセイユを支えている。さらにサリバはビルドアップでも輝く。ここまでのリーグ・アンでのパス数はトップの1547本であり、成功率は何と93%と高い数字を記録。安心してパスワークに参加できるプレイヤーとなっている。

20歳の若さに、スピードとビルドアップ能力を兼ね備えた選手であり、若き日のラファエル・ヴァランを思い出す。2011年にリーグ・アンのランスからやってきたヴァランは長年セルヒオ・ラモスと共に最終ラインを支えている。サリバも同じようにヴァランルートをたどる可能性は高い。

ラモスに加え前述したヴァランを今夏の移籍市場で失ったレアル。サリバを獲得できれば今後数年はセンターバックに悩むこともなくなるだろう(データは『SofaScore』より)。

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