オランダでもプレイした元日本代表DFはJ3へ まさかの降格となった松本で輝きを放てるか

昨季までは千葉でプレイした photo/Getty Images

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千葉を退団した安田理大

今季ジェフユナイテッド千葉を退団した安田理大は、松本山雅FCへと移籍を決めた。まさかのJ3降格となってしまったクラブを1年でJ2の舞台へと引き戻すことはできるのだろうか。

ガンバ大阪のアカデミーで育ち、トップチームでも輝きを放った安田は、2011年からはエールディヴィジのフィテッセでもプレイ。2008年には北京オリンピックのメンバーに選ばれると、東アジア選手権では21歳で日本代表にも選出される。オランダ挑戦は得点こそ奪えなかったものの、2年目の2011-12シーズンには23試合に出場して主力としてチームに貢献した。

Jリーグへと復帰した2013年からは多くのクラブを転々とし、ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ヴィッセル神戸、名古屋グランパスなどでプレイする。Kリーグへの挑戦やアルビレックス新潟を経て2019年に千葉へと加入。昨季は35試合に出場するものの、契約は更新せず。今季より松本山雅への移籍を決断した。

SBとWBを兼任できる安田は、3バック主体の松本ではWBでの起用が主となるだろう。積極的なオーバーラップで攻撃センスを発揮し、数多くのクラブを経験するにつれて体格も大きくなり、1対1での守備能力も高い。J3優勝を目指す松本にとって欠かせない存在となるだろう。両サイドを務めることもできる安田が松本のJ2昇格へのキーマンとなるかもしれない。

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