彼の残留がシティの好成績を支えている デ・ブライネの存在感に負けない“ポルトガルの小さな巨人”

カンセロに続きベルナルドとの交渉も行われているようだ photo/Getty Images

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今季の活躍は素晴らしい

ポルトガル代表のジョアン・カンセロとの契約を2027年まで延長したマンチェスター・シティ。昨季もそうだが、今季は特に素晴らしい活躍を披露しており、サイドバックの枠組みを超えたパフォーマンスを披露している。

そんなシティだが、同じくポルトガル代表のベルナルド・シウバとの契約延長を検討しているという。英『TheTimes』によれば既に話し合いは行われており、2025年までとなっている契約をさらに延長することにクラブ側は確信を持っているようだ。

カンセロに続き、シウバとの契約延長をまとめることができれば、当分チームの核となる選手を失わずに済む。

また、今の中盤はイルカイ・ギュンドアンが31歳、ケビン・デ・ブライネが30歳とインサイドハーフの高齢化が目立っている。まだ衰えを感じるようなプレイはないが、27歳のシウバが残ってくれることになれば心強い。

順調に契約延長の話が進みそうだが、今季の開幕前は移籍の噂で持ちきりだった。実際に指揮官であるジョゼップ・グアルディオラは移籍を容認しており、スペインのアトレティコ・マドリードやイタリアのミランが獲得を希望していたが、結局は残留となった。シティとしてはシウバが移籍すれば代わりとなる選手を取っていたのだろうが、今のポルトガル代表MFの穴を埋められる選手はそう見当たらない。さらに今季はここまで7ゴールと得点力も開花しており、成長を続けている。

2017年から在籍しており、意外にもまだ27歳と若いシウバ。卓越したテクニックと無尽蔵のスタミナを兼ね備えているプレイヤーであり、今後もシティの選手として勝利に貢献するプレイを見せてくれそうだ。

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