サラーも封じた“MLS戦士”に集まる注目 レアルやリヴァプールが見つめるカメルーンの守備職人

夏に欧州行きの噂が浮上しているヌフ・トロ photo/Getty Images

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アフリカ・ネイションズカップで評価急上昇

アフリカ・ネイションズカップの開催前まで、彼に注目している人はほとんどいなかったと言っていいだろう。しかし、今大会でベスト4にまで駒を進めたカメルーン代表のなかで、この男は一気に各方面からの評価を高めてみせた。現在は欧州ですらプレイしていない選手だが、今後の彼にはトップクラブからのオファーが舞い込むかもしれない。

そんな可能性が取り沙汰されているのはカメルーン代表DFヌフ・トロ(24)だ。今回のアフリカ・ネイションズカップにて、左SBやCBの一角としてカメルーンの守備を支えた同選手。準決勝のエジプト戦ではリヴァプールに所属するFWモハメド・サラーにも自由を与えず、120分間を守り切ってみせた。最後はPK戦で敗れることとなったが、その守備力は各方面から非常に高く評価されることとなったのだ。

現在はMLSのシアトル・サウンダーズに所属し、そのキャリア全体でも欧州でのプレイ経験がないヌフ・トロ。しかし、今大会での活躍を受け、彼にはレアル・マドリードやリヴァプールをはじめとした欧州4大リーグの複数クラブが興味を示していると英『talkSPORT』が伝えている。まだリストアップ段階のクラブが多いとされるものの、少し前まではまったくの無名選手だった点を考えれば驚くべきことなのは間違いない。
代表チームにおける活躍で一気に評価を高め、夏に大きなステップアップの可能性が出てきたヌフ・トロ。はたして、24歳DFはこのチャンスを掴むことができるのか。今後の動向には注目だ。

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