狙っているのはミランだけじゃない 対人性能抜群のオランダ代表DFが夏に超人気銘柄となる

ミランやトッテナムからの関心が噂されているボットマン photo/Getty Images

トッテナムも獲得に本腰か

かねてよりACミランが獲得に動いているとされるものの、このオランダ代表DFはあらゆる方面からのアプローチを受けているようだ。オランダ産のCBといえばフィルジル・ファン・ダイクやマタイス・デ・リフトらを想像する人も多いだろうが、夏にサッカー界の話題をさらうのは22歳の有能DFかもしれない。

その選手とは、リールに所属するスフェン・ボットマンだ。昨季リーグ・アンを制したリールにおいて、力強く最終ラインを支えた同選手。英『football.london』によると、そんな彼には現在多くの欧州トップクラブが興味を示しているという。今冬の移籍市場ではミランが獲得に近づいたとされるものの、結局この交渉は成立せず。その後もミランは継続して彼の確保を目指しているようだが、ここにきてトッテナムもボットマン獲得に本腰を入れてきたと同メディアは伝えている。これを受け、現地では夏にボットマンを巡る大争奪戦が繰り広げられるのではとの論調が高まっている状況だ。

昨季に引き続き、今季もリールの守備陣を力強く牽引しているボットマン。データサイト『SofaScore』によると、ここまで出場したリーグ戦15試合で彼が記録しているデュエル勝率は驚異の71.11%。これは今季リーグ・アンで15試合以上に出場しているDF中トップの数字だ。対峙した相手にドリブル突破を許した回数もまだ4回。そのクオリティの高さはこうした部分からも見て取ることができるだけに、ビッグクラブがこぞって彼の獲得に向かうのも頷けるだろう。

加入となればどんなクラブも守備陣も強化してくれるであろう逸材だけに、人気が集中するボットマン。はたして、この圧倒的な対人性能を誇るCBは来季いったいどのクラブでプレイすることとなるのだろうか。オランダ人DFを注目すべきは、すでにビッグクラブで活躍している選手たちだけではない。

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