シティの1億ポンド男は2ゴールしか奪えず 得点数伸びないグリーリッシュが改善すべきポイントとは

シティでのゴール数が伸びないグリーリッシュ photo/Getty Images

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変わればよりゴールは増えるか

6日に行われたFAカップではマンチェスター・シティ対フラムの一戦が行われ、4-1でシティの快勝となった。先制点はフラムが奪ったが、直後に追い付かれ結局大きな差を付けてプレミア首位を走るシティが白星を挙げている。

1月23日に開催されたサウサンプトン戦での引き分けを払拭する勝利となったわけだが、この試合でもジャック・グリーリッシュはゴールを奪えなかった。

アストン・ヴィラで長くプレイし、今夏の移籍市場でシティに加わったグリーリッシュ。彼には1億ポンドという高額な移籍金が支払われており、その影響かここまでプレミアで2ゴールのグリーリッシュに対しての批判は多い。移籍後も継続した出場機会を得ており、大外れの補強というわけではないものの、やはり2ゴールという得点数の少なさが彼への風当たりを強くしているといえる。

元々そこまで得点数の多い選手ではないが、FWという立場上仕方ない。今後はゴール量産で批判を歓声に変えたいグリーリッシュだが、シュートシーンでの判断の悪さが目立つ。

勝利したフラム戦でもそうだが、ボックス内でボールを受けてからシュートまでの流れが遅く、ブロックされているシーンが散見されている。直近のゲームではフラム戦で4本中3本、引き分けたサウサンプトン戦では2本中2本をブロックされている。受ける場所もシュート精度も悪くないため、ボックス内での判断を素早く正確に行うことができれば、自身の得点数向上につながるといえる。

試合を重ねるごとにパフォーマンスが良くなっているグリーリッシュ。残すは得点のみであり、今後のボックス内での判断力向上に期待したい(データは『WhoScored.com』より)。

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