リヴァプールが欲しがるその才能 シティからゴールを奪った19歳MFファビオ・カルヴァーリョのポテンシャル

マンチェスター・シティ戦でも存在感を示したカルヴァーリョ photo/Getty Images

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攻守で輝きを放っている

マンチェスター・ユナイテッドがイングランドの実質2部であるチャンピオンシップで戦うミドルズブラに敗れるなど、波乱が起きたFAカップ4回戦だが、マンチェスター・シティ対フラムでもフラムが先制し、ジャイアントキリングが期待されていた。しかし、先制の2分後に同点に、9分後に逆転され、結局4-1でシティが勝利している。

最終的にはプレミア王者のシティが白星を獲得する結果になったが、フラムも健闘していた。プレミアでもシティ相手には後ろで固めるチームが多い中、マルコ・シウバ率いるフラムはボールを保持する戦い方を選び、真っ向勝負を挑んでいる。その中でも28番を背負うMFファビオ・カルヴァーリョの存在感は際立っていた。

ポルトガルの名門ベンフィカ出身のカルヴァーリョはフラムでプロのキャリアをスタートさせており、19歳にしてここまでチャンピオンシップで首位を走るフラムで7ゴール4アシストと存在感を示している。シティ戦での先制点もこのカルヴァーリョが決めており、相手のDFの間を取る上手いランニングでゴールを挙げている。

19歳ながらシティ相手にも自身の強みを見せたカルヴァーリョだが、今冬の移籍市場ではリヴァプールから関心を寄せられた逸材であり、その実力は折り紙付きだ。数字が示しているように自分でゴールを奪うことも、獲らせることもできる。シティからのプレッシングを受けても簡単に失わないボールコントロール技術の高さもあり、守備でも献身性も見せるなど、リヴァプールが狙うだけの実力はある。

英『Football Insider』によればリヴァプールはカルヴァーリョと交渉を行っており、既に個人合意を済ませているようだ。残りはクラブ間での合意であり、来夏までにクラブから何か発表があるだろう。

ウイングやインサイドハーフでプレイ可能なカルヴァーリョ。リヴァプールには既に優秀な人材は揃っているが、カルヴァーリョはその中でも輝くことのできるポテンシャルを秘めており、今後の成長に期待がかかる。

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