若手路線強めるバルセロナが獲得を希望? NEWマルキーニョスらサントスが輩出する宝石たち

サントスで評価を上げるカイキ photo/Getty Images

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期待できる若手が出てきた


ガビ、アンス・ファティ、ロナウド・アラウホ、ペドリなど若手の活躍が目立つ今のバルセロナ。特にガビとアラウホの働きは大きく、先日のアトレティコ・マドリード戦では輝きを放っていた。

そんなバルセロナだが、若手を中心としたチーム作りは今後も継続すると見られており、今はブラジルの若い才能に興味を示しているようだ。

西『SPORT』によればサントスのFWアンジェロ・ガブリエウとDFカイキ・フェルナンデスの2人の獲得を目指しているという。

17歳ながらサントスで出場機会を得ているアンジェロ。現パリ・サンジェルマンのネイマールが在籍時に付けていた11番を与えられており、クラブから大きな期待を寄せられている。今季は19試合に出場したが、ほとんどが途中出場であり、まだまだ発展途上の選手である。右サイドを主戦場とするレフティのドリブラーであり、今後の成長に期待だ。

期待値でいえばカイキはアンジェロを上回っている。18歳ながらリーグ戦ではスタメンとして18試合でピッチに立っており、ビルドアップで貢献できる現代型のCBだ。さらに186cmの長身を武器とした空中戦や、対人性能の高さを生かした地上戦にも弱くなく、攻守で完成されたCBである。ブラジル代表のアンダー世代では主将を務めるなど、キャプテンシーもある選手であり、NEWマルキーニョスとも呼ばれている。

バルセロナが獲得を希望するだけあってどちらも非常に優秀なプレイヤーだ。特にカイキは優秀な守備者であり、ジェラール・ピケら高齢化の目立つ最終ラインの若返りを図るならもってこいの人材であるといえる。

シャビ・エルナンデスが監督に就任し、同リーグのライバルであるアトレティコを下すなど、ようやく復活の兆しが見えてきたバルセロナ。そこで優秀な若手を加えることができれば、その勢いは増すことになり、さらなる戦力アップが見込めるだろう。

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