マンC、リヴァプールと並んでサッキ氏に称賛される実力 ELでも期待かかるFCポルト

ポルトガル国内リーグで首位を走るポルト photo/Getty Images

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CLでは惜しくも死の組突破ならず

マンチェスター・シティ、リヴァプール、バイエルン、チェルシー。今季のチャンピオンズリーグで優勝候補に挙げられることが多いのはこの4クラブか。国内リーグの戦いぶりを見れば、レアル・マドリードも含めていいかもしれない。

彼らのフットボールは世界最高峰と言っていいハイレベルなものだが、かつてミランなどを指揮したイタリアの名将アリゴ・サッキ氏は少々意外なクラブのことも絶賛している。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、サッキ氏がマンCやリヴァプールと一緒に絶賛したのはポルトガル国内リーグで首位を走るFCポルトだ。
「マンチェスター・シティ、リヴァプールはもちろんだが、ポルトも現在の欧州でベストなフットボールを見せているね」

ポルトは国内リーグ21試合をこなして19勝2分と無敗を維持しており、55得点14失点と攻守の内訳も申し分ない。チームを指揮するのは2017年から担当する元ポルトガル代表のセルジオ・コンセイソンだ。

2017-18、2019-20シーズンと2度リーグ制覇も果たしており、国内カップ戦も1度優勝経験がある。今季チャンピオンズリーグの方ではリヴァプール、アトレティコ・マドリードに敗れてグループ3位となってしまったが、これは戦力を考えれば仕方のない結果ではある。このグループはミランも入っていた死の組の1つで、そこで3位に入っただけでもまずまずの成果か。

ポルトは11日に2位スポルティング・リスボンとの首位決戦をおこない、その後17日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント・プレイオフでラツィオと対戦することになっている。チャンピオンズリーグ決勝トーナメントには進めなかったが、ヨーロッパリーグならば上位を目指せるかもしれない。

今冬に得点源だったコロンビア代表FWルイス・ディアスをリヴァプールへ売却したのは痛いが、アリゴ・サッキ氏にまで称賛される青年監督コンセイソンがどうチームをまとめてくるのか注目が集まる。ラツィオとのプレイオフは24日にも2ndレグがあり、この2月の3試合は今季のポルトの命運を左右するものとなりそうだ。

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