J1で得点量産した元英代表FWが未所属のまま 今季も日本でのプレイか、引退か

ジェイは現役引退となるのか photo/Getty Images

昨季は自己ワーストの1得点に沈む

今季の北海道コンサドーレ札幌は海外から獲得の噂も挙がっていた小柏剛がチームに残留し、浦和レッズからはミハイロ・ペトロヴィッチ監督とともにプレイした経験のある興梠慎三を獲得するなど、盤石なFW陣を揃えている。

そんな札幌を退団し、今季の動向に注目が集まるFWがジェイだろう。昨季限りでチームとの契約満了により退団が決まったストライカーは今シーズンはどこかのクラブでプレイするのだろうか。

プレミアリーグではブラックバーンやクイーンズ・パーク・レンジャーズでプレイしたジェイ。2010-11シーズンにはカーディフに所属し、EFLチャンピオンシップで18ゴールを挙げた男は、2015年にジュビロ磐田へ加入すると初年度からJ2で20得点を記録する。

翌年はJ1で14ゴールと活躍を見せると、2017年には札幌へ移籍して10得点とチームのエースに君臨した。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任した2018年以降も得点を重ねるものの、昨季は24試合1得点と自己ワーストの記録となった。

札幌を退団してフリーの身が続くジェイに注目が集まっている。イングランド代表でもプレイし、39歳となった経験豊富なストライカーは今でもJ1やJ2でも得点を決められる実力を備えているはず。他クラブへ移籍となれば自身の持ち味であるフィジカルや得点力を活かして、さらなるゴール量産を見せるかもしれない。

しかしシーズン終了間際には自ら引退を示唆しており、現役を続けない選択肢もあるだろう。いまだに正式な発表がされておらず、未所属の状態が続いているジェイだが、今季は日本でプレイする姿が見られるのだろうか。

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