シティやリヴァプールらトップ3に追いつくためには 重要となる赤い悪魔の監督人事で噂される2人の名将

現在はパリ・サンジェルマンで指揮を執るポチェッティーノも監督候補の一人だ photo/Getty Images

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オーレ・グンナー・スールシャールからラルフ・ラングニックに指揮官を変更するも、イマイチ波に乗り切れていないマンチェスター・ユナイテッド。直近の2戦は白星がなく、12日に予定されているサウサンプトン戦では勝利が欲しい。

そんなユナイテッドだが、気になるのは今後の監督人事だ。現指揮官であるラングニックとの契約では今季末まで監督を務め、来季からはスポーツディレクターに就任することになっている。そのため、再び監督探しを行う必要がある。

そこで候補に挙がっているのが、パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノとアヤックスのエリック・テン・ハーグの2人だ。英『The Sun』では彼らが有力候補だと報じており、選手たちはポチェッティーノを望んでいるとの話もある。テン・ハーグに関してはラングニックが就任を希望しているようだ。

ここまでの経歴を見ればポチェッティーノ就任が堅い。今はPSGを率いているが、2014年から2019年までトッテナムを指揮し、18-19シーズンにはCLファイナルまで進んでいる。そういったピッチ内での指示もでき、さらにデル・アリやエリック・ダイアーのような若手をブレイクさせたように、若手を見る眼も持っている。今季台頭したアントニー・エランガのようにユナイテッドは若手が豊富であり、ポチェッティーノに長期政権を任せるのも悪くない。また、英『The Telegraph』によればポチェッティーノが赤い悪魔を率いることになれば古巣であるスパーズからハリー・ケインの引き抜きを考えるとの報道も出ている。

テン・ハーグは新進気鋭の戦術家であり、マンチェスター・シティがジョゼップ・グアルディオラの後釜に据えたいと考えるほどの実力者だが、ポチェッティーノと比べれば経験が浅い。ユナイテッドのようなメガクラブを指導した経歴もなく、テン・ハーグとポチェッティーノを比較した際にテン・ハーグでなければならない明確な理由はない。

シティやリヴァプール、チェルシーといったトップ3に追いつくには重要な監督人事。現状ではポチェッティーノ就任が良い案だといえるが、ユナイテッドのフロントは誰を連れてくるのだろうか。

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