C・ロナウドがいるのに得点力不足…… マンUが“70本”もシュート打って3ゴールしか決められない

ここ数試合はロナウドも決め切れず photo/Getty Images

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チャンスの数はある程度作れているが……

クリスティアーノ・ロナウドの所属するクラブが得点力不足を指摘されるのも珍しいが、現在マンチェスター・ユナイテッドは3試合続けて1点ずつしか奪えていない。それも3試合合わせて70本もシュートを打っているのにだ。

直近3試合を振り返ると、まず1月22日のウェストハム戦では18本のシュートを記録して1-0とギリギリの勝利だった。ウェストハムは中堅クラブの中でもクセのあるチームで、ここは勝てただけでも良しとすべきだろう。問題はその次だ。

2月4日にはFA杯・4回戦で格下ミドルズブラ相手に1点しか奪えず、その後のPK戦で敗れてしまった。マンUはこのゲームで実に30本もシュートを打っているのだが、ジェイドン・サンチョの1点しか決まらなかった。
そして前節1-1で引き分けたバーンリー戦だ。このゲームでは22本のシュートを打ったが、複数得点は奪えず。格下バーンリー相手に勝ち点1しか奪えなかったのは痛い。

英『The Guardian』によると、指揮官ラルフ・ラングニックもこの結果を受けて前線の選手に奮起を促している。

「クリスティアーノ・ロナウドだけではない。我々は十分なチャンスを作っていると思うが、得点は決まっていない。これはクリスティアーノだけの問題ではなく、他の選手にも問題がある。特に攻撃陣にね」

この3試合で最も多くのシュートを打ったのはロナウドだ。ウェストハム戦では3本、ミドルズブラ戦では10本、バーンリー戦では3本打っているが、いずれも得点には繋がっていない。ロナウドらしくないスタッツと言っていいだろう。

チャンスの質にもよるが、確かにマンUはチームとして一定数のチャンスは作れている。あとは精度の問題だが、ロナウドを筆頭とするマンU攻撃陣は確実に沈めていけるのか。70本のシュートで3点はサポーターを納得させる数字ではないだろう。

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