《17カ月で614分間》しかプレイできていない カカーとも比較されるMFの苦しいレンタル生活

ドルトムントで出番ないレイニエル photo/Getty Images

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あまり実りあるレンタルとは言えず

マジョルカにレンタル移籍しているMF久保建英、ミランに2年間のレンタル契約で移籍しているMFブラヒム・ディアスなど、現在もレアル・マドリードからは数選手がレンタルに出ている。

その中で最も影が薄くなってしまっているのは、2020年夏に2年間の契約でドルトムントにレンタル移籍したブラジル人MFレイニエル・ジェズスだろう。

185cmとサイズのある攻撃的MFのレイニエルには元ブラジル代表MFカカーとの比較もあり、レアルがフラメンゴから獲得した際にも話題となった。期待度としては、すでにレアルでプレイするヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスに近いものがあったはずだ。
ただ、ドルトムントへのレンタルは明らかに上手くいっていない。スペイン『MARCA』もその苦戦ぶりを取り上げているが、ここ17カ月で僅か614分間しかプレイ出来ていないのだ。

レンタル移籍は出番を確保することに意味があり、レンタル先でベンチを温めていては意味がない。ドルトムントでの1年半は実りの少ないものとなっており、今のところは苦しい欧州挑戦となってしまっている。

ドルトムントの場合は優秀な若手アタッカーも多く、欧州初挑戦だったレイニエルが出番を得るには厳しい環境だったのかもしれない。出番を確保できる中堅クラブへ向かう方が良かったかもしれないが、レイニエルの現状は変わるだろうか。

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