昨季の得点王&MVPに仕事をさせず 国内トップクラスの存在感を誇る浦和DFショルツ

存在感を見せたショルツ photo/Getty Images

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川崎を完封勝利した浦和のCB

浦和レッズは富士フイルム・スーパーカップでJ1王者の川崎フロンターレと対戦。昨季81ゴールを挙げた強力攻撃陣に対して2-0と完封勝利を挙げる。無失点に大きく貢献したDFがアレクサンダー・ショルツだ。

昨季はJ1で23ゴールを決め得点王と最優秀選手賞を獲得したレアンドロ・ダミアンは、J1王者の川崎でエースとして君臨し、昨季は苦しい試合でも彼の一発で勝ち点を拾った試合も少なくない。そんなL・ダミアンに対してショルツは仕事をさせなかった。

圧倒的な強さを誇るL・ダミアンに一歩も引かずにフィジカルで対応。またスピードも武器とするショルツは川崎の助っ人FWを完全に封じる。川崎は中央から起点を作ることができず、サイドからの攻めを余儀なくされ、酒井宏樹と馬渡和彰の両サイドバックに蓋をされた状態で決定機に至ることができなかった。

昨夏チームに加入したショルツの存在感は非常に大きくなっている。昨シーズンの第24節のサガン鳥栖戦でデビューすると、翌節の徳島ヴォルティス戦から天皇杯決勝まですべてスタメン出場を果たす。足元の技術も高くボールを運ぶこともできる浦和の新たなディフェンスリーダーは、Jリーグでもトップクラスの存在として今季、輝きを放ち続けるだろう。

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