2試合ともアシストは付かずも リヴァプールのゴールに多大な影響をもたらすキッカーの存在

アレクサンダー・アーノルドのキックは大きな武器だ photo/Getty Images

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レスター戦とバーンリー戦でCKから得点

リヴァプールはプレミアリーグ第25節でバーンリーと対戦。1-0で勝利して勝ち点3を獲得している。2試合連続でCKからの得点を挙げているリヴァプールは、どちらもトレント・アレクサンダー・アーノルドのキックを起点にゴールが生まれているのだ。

前節のレスター戦からアレクサンダー・アーノルドのアシストはないものの、同試合のディオゴ・ジョタの得点と、バーンリー戦のファビーニョのゴールはどちらもアレクサンダー・アーノルドのCKから始まっている。彼の低い弾道で鋭角に蹴り込まれるボールは、相手DFも反応することが難しい。

また、どちらも一度誰かが合わせたボールを詰めて奪った得点だ。レスター戦のゴールはフィルジル・ファン・ダイクのヘッドをGKが弾いたリフレクションだった。この試合もサディオ・マネがニアで合わせたボールがファビーニョへとつながっている。どちらのボールもスピードが早く正確なため守備は即座に対応しづらいはずだ。リヴァプールの選手たちは日頃からこのキックに慣れているため、その反応の早さが結果に表れている。

アシスト数でのシーズン記録でギネスに認定されるなど、彼のキックのレベルの高さは世界的に知られている。彼のキックは数字に残らない場面でもチームの勝利に貢献しており、アシストが付いていないゴールでも、アレクサンダー・アーノルドのプレイスキックを起点として得点が生まれることは多々あるのだ。

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