セインツの有望株にアルテタ監督が興味も…… 新星FWアルマンド・ブロヤを欲しがる3つの勢力

今季評価の高いブロヤ photo/Getty Images

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獲得となればいいが

退場者を出しながらもウルブズに勝利し、2022年の初勝利を挙げたアーセナル。同じくトップ4入りを目指すマンチェスター・ユナイテッドやトッテナム、ウェストハムは勝ち点を落としており、アーセナルが一歩リードだ。

そんなアーセナルだが、冬の移籍市場で多くの選手を放出したということもあり、戦力が薄い。特に最前線はアレクサンドル・ラカゼットと若いエディ・エンケティアしかおらず、ラカゼットが怪我となればなかなかに厳しくなってしまう。さらに前述した2選手は今季で契約が切れてしまうため、来夏での補強が必須となる。そこで話題に挙がっているのが、サウサンプトンでプレイするFWアルマンド・ブロヤだ。

逸材を輩出し続けるチェルシーユース出身で、今季はチェルシーからのレンタルでセインツに加わっている。プレミアでの実績はなかった同選手だが、既に6ゴールを記録し、ジェイムズ・ウォード・プラウズに並ぶ得点源として活躍している。セインツは既にブロヤの買い取りに動いているようだが、進展はない。

英『football.london』によればミケル・アルテタ監督がブロヤを高く評価しており、来夏チームに迎え入れたいと考えているという。ブロヤは20歳と若く、ヤング・タレントを集めるアーセナルからすれば理想のターゲットだが、チェルシーとの契約は2026年まで残っており、トーマス・トゥヘル監督からアルバニア代表FWへの評価は高い。

さらにチェルシーのトップチームではロメル・ルカクやティモ・ヴェルナーなど大金を積んでやってきた選手が低調なパフォーマンスを続けており、トゥヘルが来季の戦力としてブロヤを頭数に入れていることも考えられる。そうなれば、お買い得な移籍金で獲得するのは難しいだろう。

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