ペップ対“NEWモウリーニョ”が実現 見逃せないCLラウンド16・シティVSスポルティング・リスボン

NEWモウリーニョことルベン・アモリム photo/Getty Images

シティとしては強敵との対戦となる

21-22シーズンも終盤に近付いてきており、16日からCL決勝トーナメントラウンド16が行われる。対戦カードが前代未聞の引き直しとなるなど、話題となったCLだが、無事対戦カードは決まり、16日から2月の月末にかけて1stレグが開催されることになる。

そこでの注目はやはり、パリ・サンジェルマン対レアル・マドリードのようなメガクラブ同士の対戦だろう。このカードはCLファイナルで行われても不思議ではなく、どのような戦いになるのか楽しみだ。

そんな中で密かに話題になっているが、マンチェスター・シティ対スポルティング・リスボンの一戦だ。一見シティが危なげなくラウンド8入りを決めるカードのように思えるが、スポルティングを指揮するルベン・アモリムはちょっとした注目を集めている。

現役時代はベンフィカなどポルトガルのクラブでプレイし、代表招集経験も持つアモリム。引退後は指導者の道に渡り、古巣のブラガで成果を上げ、2020年からスポルティングを率いている。

監督としてのキャリアは2018年からと短いのだが、既に国内のカップ戦であるタッサ・ダ・リーガをブラガ時代に、国内のリーグ戦を昨季スポルティングで取っている。今季もリーグ戦は順調であり、首位ポルトに6ポイント差の2位に付けている。

そんなアモリムだが、英『THE SPORTSMAN』では新たなジョゼ・モウリーニョとして期待されている。37歳とまだまだ若い指揮官だが、既に欧州のビッグクラブから声がかかっていたとの話もあり、スポルティングでの仕事を終えることになれば5大リーグ挑戦もあるのかも知れない。

NEWモウリーニョと呼ばれるアモリムだが、戦術は超最先端だ。ブラガ時代から[3-4-3]を信条としており、ボール保持と高い位置からのハイプレスが彼らの武器だ。ここまでリーグ戦では15点と最少失点をキープしており、勝利を積み上げている。

このような若い青年監督に対するは、シティのジョゼップ・グアルディオラだ。彼らもまたボール保持と高い位置からのハイプレスを武器としている。失点の少なさも共通点であり、シティ対スポルティングは意外にも白熱した一戦となりそうだ。

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