水戸史上初の鹿島撃破となる一撃 浦和から加入の長身FWがJ2で得点量産なるか

昨季は浦和でプレイした木下 photo/Getty Images

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いばらきサッカーフェスティバルで初勝利

水戸ホーリーホックはいばらきサッカーフェスティバル2022で、鹿島アントラーズと対戦した。J2開幕を1週間前に控え、本番直前での一戦となった今試合は1-0で勝利を果たしている。この勝利は2005年から始まったいばらきサッカーフェスティバルにおいて水戸の初勝利となった。

この試合で決勝点を挙げた男が新加入の木下康介だ。今シーズンに浦和レッズから加入し、得点源としての期待値も高い同選手がプレシーズンでの格上との試合で結果を残して勝利に大きく貢献する。

安藤瑞季との2トップを組んだ木下は、51分に水戸での初ゴールを決める。相手ゴール前での混戦から左サイドから供給されたクロスに目いっぱい木下が飛び込むと、頭に当たってファーポストへと流し込まれる。新エースとしても期待のかかるストライカーは、武器である190cmの長身を活かしたヘッドで鹿島のゴールネットを揺らした。

昨季チームトップの12得点を決めた中山仁斗が移籍を果たすと、彼に続く8ゴールを決めた藤尾翔太と松崎快もチームを退団。木下には彼らに代わってゴールを奪える存在として大きな期待を寄せられている。昨季はわずか2試合の出場に終わったものの、今季は開幕前に最高のシーズンインを迎えられそうだ。今季は水戸のエースとして木下の得点量産にも期待したい。

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