ランパードが「天才」と称する20歳 16位エヴァートンに現れたリシャルリソン並みの存在感を放つ男

エヴァートンで評価を高めるアンソニー・ゴードン photo/Getty Images

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既に主力だ

ラファエル・ベニテスがチームを去り、フランク・ランパードが監督就任したエヴァートン。ここまでは3試合を行い2勝1敗とまずまずなスタートを切ったが、16位と下位に沈んでおり、ここからの逆転が必要だといえる。

そんな新生エヴァートンだが、生きのいい若手がチームをけん引している。20歳のMFアンソニー・ゴードンだ。

幼い頃からエヴァートンのアカデミーでプレイしている生え抜きのゴードン。2017年にトップチームデビューするなら、以前から期待を寄せられている逸材で今季はここまで19試合に出場。3ゴール2アシストと本格的に出場機会を与えられるようになった。

ランパード政権になってからは3試合共にスタメンに選ばれているゴードン。攻撃的なサイドや中央のポジジョンで起用されることが多く、リーズ戦では[4-4-2]の左サイドハーフとしてピッチに立っている。

全体的な技術が高く、オールラウンドなアタッカーという印象が強い。ボールを持てばドリブルで運び決定的なパスを供給しつつ、セットプレイ時には高精度のキックからチャンスを創出する。オフザボールでの動き出しも的確であり、今後エヴァートンが継続して結果を出すことになれば必然的にゴードンにスポットライトが当たるか。

新指揮官であるランパードは英『Daily Mail』にて「戦いの天才」だとゴードンの能力の高さを称賛しており、特に攻撃面で期待を寄せているようだ。

1ゴールを記録し、交代の際にはエヴァートンファンから大歓声が送られたゴードン。既に存在感はリシャルリソンやドミニク・カルバート・ルーウィン級であり、次節サウサンプトン戦に期待したい。

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