レアルでは伸び悩んだが今季は評価上昇中 燻っていたSBに見えてきた明るい未来

今季はフィオレンティーナでプレイしているオドリオソラ photo/Getty Images

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イタリアで見つけた自分の居場所

これまでのキャリアにおいて、彼はなかなか殻を破ることができていなかった。しかし、このサイドバックは今季プレイしているイタリアの地でついに自分の居場所を見つけたのだろうか。レアル・マドリードでは思うように出番を得られなかったDFアルバロ・オドリオソラだが、彼にはようやく明るい未来が見え始めている。

今季はレアルからフィオレンティーナにレンタルされているオドリオソラ。気がつけばもう26歳となっただけに、そろそろ一定の結果は欲しいところだった。このレンタル移籍も失敗に終われば、オドリオソラはまさに“崖っぷち”と言える状況に陥っていたことだろう。

しかし、昨夏加入したフィオレンティーナにて、オドリオソラはいよいよその才能の片鱗を見せつけることとなっている。今季はここまで公式戦20試合に出場し、右SBの主力として活躍中。彼の積極的な攻め上がりはチームの攻撃に良いアクセントをもたらしており、ときにストライカーのようにゴール前へと侵入していく動きも印象的だ。攻め上がった裏のスペースを突かれることもあるが、ここまでのパフォーマンスは上々と言っていい。
「オドリオソラは来季もヴィオラに残ってほしい」

「彼の攻撃参加は見ていてワクワクする」

「プレイ面だけでなく、味方のゴールを全力で祝福するパーソナリティも最高だ」

そんなオドリオソラに関して、現地のファンからはこのような声も出ていると伊『Leggo』が伝えている。同メディアによると、フィオレンティーナも彼の買取には前向きなようで、レアルと金銭面での折り合いさえつけば夏に完全移籍へ移行する可能性もあるようだ。

レアルでは鳴かず飛ばずだったが、イタリアでようやく安住の地を見つけたかもしれないオドリオソラ。気がつけば26歳となった同選手だが、彼のキャリアはここから火がついていくのかもしれない。

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