絶好調ヘンク伊東がアシスト数でリーグ3位に浮上 期待したい昨季の記録更新とアシスト王の座

ベルギーでは一貫して好調のヘンク伊東純也 photo/Getty Images

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代表とクラブと大活躍の一年だ

3月に予定されているオーストラリア戦で勝利を収めれば、ワールドカップ・カタール大会への出場が決まる日本代表。アジア最終予選では初戦オマーンに敗れるも、そこから立て直し、本大会への出場は目の前だ。

そんなサムライブルーを攻撃面で支えているのは間違いなく、FW伊東純也だろう。右サイドでは常に彼がスタメンであり、5節ベトナム戦から4戦連続でゴールを決めている。得点力もそうだが、ドリブルで突破する能力はアジアでは抜けており、彼を止められるDFはそうそういない。

ベルギーのヘンクでプレイする今の伊東は絶好調そのものだ。18-19シーズンから在籍しているヘンクでは常にスタメンであり、今季はリーグ戦で27試合に出場して5ゴール11アシストを記録している。

17日に行われたメヘレン戦でも先発となった伊東は得意のドリブルと献身的な守備でチームに貢献。右サイドでポジジョンを取ると、クロスから何度も好機を演出しており、2アシストを記録している。3点目のテオ・ボンゴンダのゴールも伊東のクロスに合わせたポール・オヌアチュのこぼれ球を押し込んだ形となっており、実質3点に関与したといっていいだろう。

このゲームで2アシストを記録して今季11アシスト目となった伊東だが、リーグではルーヴェンのグザヴィエ・メルシエの13アシスト、ズルテ・ワレヘムのジャン・リュックドンペに続くリーグ3位の好成績となっている。

伊東としては昨季逃したアシスト王を取るチャンスだ。昨季は最終的に14アシストを記録したが、16アシストを記録したベールスホットのラファエル・ホルツハウザーに届かなかった。それでも、今季はまだリーグ戦が7試合も残っており、記録更新とアシスト王になれる時間は十分に残されている。

昨季同様に今季も好調を維持している伊東。コンディションを維持し続けるのもまた、彼の強みであり、シーズン終盤戦の活躍にも期待したい。

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