直近のリーグ戦7試合で枠内シュートは“3本” パタリと止まったラウタロの勢い

サッスオーロ戦も無得点に終わったラウタロ photo/Getty Images

セリエAで無得点続くインテルの10番

すでに今季はセリエAで11ゴールを挙げているストライカーだが、ここ最近の彼は一体どうしてしまったのか。インテルではエース級の活躍を期待されているアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(24)だが、近頃の同選手はしばらくゴールから遠ざかることとなっている。

第18節終了時点で11ゴールを決め、年末の段階ではキャリア初となるセリエAでのシーズン20得点も射程圏に入っていたはずだ。しかし、第19節のトリノ戦以降、セリエAにおけるラウタロのゴールラッシュはパタリと止まってしまった。現地時間20日に行われた第26節のサッスオーロ戦(●0-2)でも無得点に終わり、リーグ戦でゴールから遠ざかっている期間は7試合にまで伸びた。こうしたラウタロの突然のペースダウンには、驚いている人も少なくないだろう。

加えて、その7試合におけるラウタロに関しては、記録しているスタッツも気になるところとなっている。実は同選手、この7試合ではわずか10本のシュートしか放つことができていない。ストライカーとしての役割を全うするどころか、ゴールを狙う機会自体も減少しているのだ。さらに突き詰めると、その10本のうち枠を捉えたのもたった3本。シュート数自体が少ないえうえ、その精度も高くない状況が続いている。

サッスオーロ戦でも、72分の決定機を自らのシュートミスで潰してしまったラウタロ。どこかでもう一度エンジンを掛け直してほしいところだが、はたしてこのアルゼンチン代表FWは復調へのキッカケを掴めるか。再びのゴール量産は多くのファンが待ちわびているはずだ(記事内スタッツはデータサイト『SofaScore』より)。

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