ついに37歳C・ロナウドは衰退期に入ったのか 《8試合で1ゴール》は緊急事態

思うように数字が伸びてこないロナウド photo/Getty Images

40歳までトップパフォーマンス維持できるか

先日、マンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウドは「スパイクを脱ぐまで多くの時間が残されているわけではないと理解しているけど、まだ4、5年はある。まだ多くのものを獲得したい」と発言していた(スペイン『MARCA』より)。

現在ロナウドは37歳だが、その身体能力はサッカーファンの誰もが認めるものだ。年齢による衰えを感じさせない肉体とパフォーマンスには説得力があり、40歳を超えてもプレイできると考えていたファンは多いはず。

しかし、今はそれに疑問を持つ人も増えてきているのではないか。ロナウド個人だけの問題ではないが、所属するマンUで得点数が伸びてこない。現在プレミアリーグでは直近8試合で1ゴールのみに留まっており、これはロナウドでは考えられない数字だ。

年明け以降では唯一となっている2月15日のブライトン戦で決めた一撃は見事だったが、さすがにこの一撃だけではサポーターも納得しない。元より運動量がすこぶる多いタイプでもなく、守備の貢献も限定的だ。やはりロナウドは得点を奪ってこそロナウドなのだ。それがロナウドを最前線に置く最大の理由である。

それが達成できないとなれば、サポーターから不満の声が出てくるのも仕方がない。マンUがロナウドをいつまでセンターフォワード1番手にしておくのか疑問に思っているサポーターも少なくないはずだ。

今のペースであれば、何かと高給取りであるロナウドを欲しがるメガクラブは少なくなるかもしれない。ロナウドはこれまで批判を跳ね返し続けてきたが、37歳の今回はどうか。チームは3月15日にアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグを控えており、このあたりでロナウドここにありと見せてほしいところだ。

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