先発起用に応える好守で片野坂新監督に初勝利をプレゼント GK石川慧はG大阪で大きな輝き放つ

G大阪勝利の立役者となった石川 photo/Getty Images

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今試合で3本のセーブを見せた

ガンバ大阪はJ1第2節で浦和レッズと対戦して1-0で勝利した。今季初の無失点勝利に大きく貢献した男が、6年ぶりにJ1のピッチに立つGK石川慧だ。彼が片野坂知宏監督のG大阪初勝利に大きく貢献した。

チームの守護神である東口順昭は、怪我の影響で現在チームを離脱している。開幕戦のピッチに立ったのはG大阪デビュー戦となった石川だった。鹿島アントラーズ戦では3失点を喫したものの、好セーブを見せて高いパフォーマンスを披露していた。

そんな石川は今節もスタメン出場し、浦和の決定機に立ちふさがりゴールを死守。前半には松崎快のシュートに鋭い反応を見せると、後半にも馬渡和彰のFKをセーブしてピンチを防ぎきる。今試合でセーブ数「3」を記録しており、彼の好守によって勝ち点3を奪ったと言っても過言ではないだろう(データはJリーグ公式より)。

石川はこれまで2014年にJ3時代のブラウブリッツ秋田で21試合に出場しているものの、J1では2016年のベガルタ仙台戦の2試合のみだった。この試合がJ1でのキャリアでは4試合目の出場となったが、開幕戦に続き6年ぶりのJ1でも、自身のコンディションの良さをピッチ上で表現した。

2020年にサガン鳥栖から加入した石川だが、東口の高い壁を崩すことはできず。それでもいつ出場しても良いように準備してきたことが今季の活躍につながっている。この試合で決勝点を挙げた福田湧矢も「いきなり出てあのパフォーマンスを出せるのは日頃の練習から、ちゃんと(試合を)意識しているんだなと感じた」と称賛した。

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